ラジオで空き屋対策と古民家再生の話がありました

 ラジオを聞いていると,空き屋の増加とその対策,古民家再生の話がありました.その中で,ベンクス夫妻の古民家再生について触れられていました.宮島でも参考になるところがあるかもしれません.
 話の中で,空き屋の増加について,2030年代には空き家率が30%に達し,これは関東圏の家の数約2000万戸に相当するとのことでした.5-8%程度の空き屋があれば,その地域である程度希望した物件を見つけて引っ越しできるとのことで,これ以上になると問題が大きくなってくるようです.空き屋が増えると景観や治安の面(犯罪や放火など)で問題が起きるため,何らかの対策が必要とのこと.その例として,新潟県十日町市(旧松代町)があげられていました.この地域ではドイツ出身のベンクス夫妻らにより古民家をモダンに再生した活動が行われています.この活動が評価されて,2016年度のふるさとづくり大賞総理大臣賞に選ばれているそうです.また,海外出身の方からの指摘で評価が変わる日本の原状に対して,自分達で評価ができるように目を肥やす必要性が述べられていました.

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